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ステロイド外用剤と保湿剤ヒルドイド、併用する場合は塗る順番を守って

2020年04月10日

ステロイドは、もともと人間の体内の副腎で作られているホルモンで、副腎皮質ホルモンが持っている作用を薬として応用したものがステロイドです。塗った部分の炎症をしずめる効果があり、湿疹や皮膚炎を中心とした皮膚疾患の治療に幅広く用いられています。ステロイド外用剤には、抗炎症作用だけでなく炎症を促す物質や抗体の生成を抑えたり、血管収縮作用などがあるため湿疹や皮膚炎の症状を抑えるために使用されることが多い薬です。ステロイド外用剤は、大変効果的に炎症を抑える作用がありますが、同じ部位に長期間使用し続けると毛細血管が拡張したり、皮膚が薄くなるといった副症状が出る場合があります。皮脂欠乏性湿疹などが出て炎症があったり、かゆみがひどくなったりした場合には、早めにステロイド外用剤を患部にのみしっかりと塗って、短期間で炎症を抑えることが長期にわたって連用しないためのポイントとなります。

ステロイド外用薬は、患部のみに塗ることが大切なので、ヒルドイドと併用する場合には、ヒルドイドを広範囲に塗ってから、炎症を起こしている部分にだけステロイド外用剤を塗るという順番になります。先にステロイド外用剤を塗ってからヒルドイドを塗ると、先に塗ったステロイド外用薬をヒルドイドとともに塗り広げてしまうことになるため広範囲に塗布することになってしまいます。

また、ステロイド外用剤は、保湿剤で希釈すると効果が弱まるのではなく、強まってしまうことがある薬です。肌への浸透が良くなることがあり薬の効果が強く出ることがあるので、ステロイドを塗ってからヒルドイドを併用すると、もともと必要が無かった部分にまでステロイドの効果が強く出てしまうことがあるのです。血管拡張や皮膚が薄くなるなどの副作用がある薬なので、必要な部分にのみピンポイントで塗ることが大切です。

併用をする場合には、保湿剤ヒルドイドを乾燥している部分に塗ってから、湿疹やかゆみが強く炎症を起こしている部分だけにステロイド外用剤を塗る順番を守りましょう。炎症を起こしている部分には、早めにステロイド外用剤を塗布することで、症状がひどくなる前に対応できるため、短期間の使用で済みます。早めにステロイド外用剤を使用することと、保湿剤ヒルドイドを先に塗ることの2つのポイントをおさえることで、ステロイド外用剤を安全に使うことができ、短期間で炎症を抑えることができるので併用をすることがある人は覚えておきましょう。

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